社会人のための勉強クラブ

これからの社会を生きていくために。

少子高齢化 人口減少社会の生き方

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こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。

 

今回は、少子高齢化 人口減少社会の生き方というテーマでお話したいと思います。

日本は高齢化率世界1位

日本は現在、言わずと知れた世界に類をみない少子高齢化の進んだ国となりました。

世界の高齢化率ランキング(2018年)のトップ10の国は以下のようになっています。

  1. 日本     (27.58)
  2. イタリア   (22.75)
  3. ポルトガル  (21.95)
  4. フィンランド (21.72)
  5. ギリシャ   (21.66)
  6. ドイツ    (21.46)
  7. ブルガリア  (21.02)
  8. クロアチア  (20.45)
  9. マルタ    (20.35)
  10. スウェーデン (20.10)

2位以下はダンゴ状態ですが、やはり日本が頭一つ抜けていますね。

さて、この高齢化は非婚化、少子化も相まってまだまだ加速していく見込みです。

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人口急減社会に突入

少子高齢化が加速するということは即ち、生まれる人より亡くなる人の方が増えていくということを意味しています。

実際、昨年2018年は出生数92.1万人に対して死亡数136.9万人となっており、人口の自然減は44.8万人と過去最大の減少幅となっています。

このまま少子高齢化が進んでいけば、2040年頃には年間の自然減は100万人程度となる予測です。

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人口減少自体よりも人口ピラミッドが問題

「日本の人口が減る」という話になると、必ず出てくる話の1つに「日本は国土の割に人が住み過ぎている、減るくらいでちょうどいいんだ。」というような意見です。

過去に小泉進次郎氏もこのようなことを言っておられました。

「もう人口減少を嘆くのを止めませんか?」

「人口が減ったって、やっていけるという自信が大切。将来に悲観する1億2000万人より将来に自信と楽観を持つ6000万人の方が強い。いつか人口減少が下げ止まる時が来て、そこから力強い成長がある。人口減少を強みに変えよう。」 

いやいや、無理筋過ぎるぅぅうううう!!

根拠もないのに自信を持って楽観視するほど、現在の国民はバカではありません。

人口が減るのは必ずしも悪いことではないというのは、人口ピラミッドがちゃんとピラミッドの形を維持している場合のことで、日本のような若年層人口が減っている状態で人口が減っていくのは良いことではありません。

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具体的にはどんな問題が起こるのか?

例えば、ほんの一例ですが…ここ10年ほどで急激に利用者が増えたネット通販を例に挙げますと…

ネット通販、非常に便利ですよね。

僕もよく利用します。

全国何処に住んでても、数日待てば欲しい商品が送料無料で届いたりします。

しかし、このままではこういった類のサービスのクオリティーもいつまで保てるのか疑問です。

注文や決済はネットで出来ますが、配達する部分はマンパワーに頼っているからです。

若者が減り、働く人が減れば配達はままならなくなります。

また、年金についてもよくこのブログでお話しするので省略しますが、破綻します。

人口減少社会をどう生きるのか?

では、これからの少子高齢化、人口減少社会、我々庶民はどう生きていけばいいのでしょうか?

  1. お金や時間を無駄に消費せず自己投資をしましょう。
  2. お金を無駄に消費せず投資に回しましょう。
  3. 豊かだった(現在も十分豊かですが)日本を前提とした生活を改めてマインドリセットをしましょう。
  4. 副業に取り組んだり、本業以外にも最低限でいいので生きていける手段を確保しましょう。

1.に関して

特に年齢が若い頃は、一番リターンが見込める投資は自己投資だと言われています。

限りある時間やお金を自分自身に対する投資に使いましょう。

2.に関して

投資は大事です。お金を貯めたとしてもインフレでお金の価値が下がってしまったら、いくらお金を貯めても、あまり物を買えなくなってしまいます。

3.に関して

これから日本は急激に住みにくい国になっていくことが予想されます。

また、海外からの旅行者や移住者の方が増え、生活環境も変わっていくことでしょう。

今までの生活がこれから先もずっと続くと思っていませんか?

そういった楽観をするのは止めましょう。

4.に関して

本業は大事です。

ただ何となく仕事をするのではなくて、本業の中で成長したり、昇進することも良いことです。

でも、ある日、本業が突然無くなっても最低限生きていける準備をしておきましょう。

 

如何でしょうか?

厳しい時代が到来することが予想されます。

実際、僕の会社もこの所、合理化などの話が聞こえてくるようになりました。

頑張って乗り越えねばと思います。

 

では、また次回。