こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
今回は、日本人は公助に頼ろうとし過ぎな件というテーマでお話したいと思います。
久々にブログを更新します。
先日、母親(60代半ば)と話しているとこんなことを言っていました。
「今まで年金をたくさん納めてきたのにどんどん貰いが少なくなって、働かないと生活出来ない。いつまで働かないといけないのか…」
また、会社の先輩(50代)は
「どんどん定年が伸びていって、リタイアまでの期間が長くなっていく。年金が貰えるようになるまで先が長い…」
それを聞いていた僕は暗澹たる気持ちになりました。
(いやいや、いつからいくら貰えるのかなんて見直しされてどんどん変わっていくし、少子高齢化が爆速で進んでいる(コロナ禍の産み控えでさらに加速しそう)日本で、賦課方式の年金だけでリタイア生活なんて出来るわけないじゃん…)
今年(2020年)の出生数は昨年(2019年)の86万5000人から微減程度で済みそうですが、2021年はコロナ禍の産み控えの影響をもろに受けて70万人台に転落しそうな勢いです。
先々のことは分からないですが、人口ボリュームの多い団塊ジュニア(氷河期)世代が50代に差し掛かり、出産出来る女性の数自体が急減する為、これから出産の数自体が大きく増加に転じることはないと考えます。
上記のような細かな知識がなかったとしても、日本が少子高齢化しているのは周知の事実なのに、年金だけで生活していける前提のような発言をする人が未だに沢山いることに疑問を持ちます。
しかし、そういった発言をする方々によくよく話を聞いてみると、このままいくと「何となく厳しいな…」ということは分かっているけれど、「どうしようもないし考えないようにしている。」「楽観的にいかないと精神的にしんどくなる。」という風な本心を持っておられることが分かります。
僕は思います。
不安を消したいなら、その不安な気持ちに蓋をして見て見ぬ振りをするのではなく、毎日少しずつでもいいので勉強したり、行動をしたりして不安を解消しないといつまで経ってもしんどいままなのです。
不安は行動して消費しなければどんどん蓄積されていくのです。
“自分の身は自分で守る”
自助が最も大事なのです。
自分で頑張ってどうにもならない部分を家族や友達など周りの人に助けてもらう(共助)。
それでもどうしようもない部分を国に助けてもらう(公助)。
自助→共助→公助
この順番を履き違えて、みんながみんな公助に殺到しているのが今の日本の現状なのです。
率直に申し上げてもつわけがない。
でも具体的に何をしたらいいのか分からない人が多いかと思います。
そこで僕が心掛けたり、実践していることを記しておきます。
- 株や投資に興味を持ち、無理のない範囲で参入してみる。
- 常に最新の情報に触れたり、世の中の動向を注視しておく。
- 資格や技能の習得。本業でのスキルアップに努めておく。
- ジムに行って身体を鍛えていつまでも動ける身体を作っておく。
- 不摂生をせず丁寧な暮らしを心掛ける。
①に関して…
自分で働いて稼げるお金には限度があります。
お金にも動いてもらって資産形成を図ります。
②に関して…
例えば、誰が総理大臣になるかというような情報は、一般人にはあまり関係のない話に思えます。
しかし、実際は国の舵取りを誰がするかということは、一般人がどう立ち回ればいいかという指針になるのです。
安倍元首相の場合、アベノミクスの波に乗り“投資”をしていた方にはかなりの恩恵があったのではないかと思います。
③に関して…
資格や技能を習得し、今の仕事が出来なくなった時のリスクヘッジをしておきましょう。
また、実務に基づく資格や技能が一番役に立ちますので、今している仕事でのスキルアップにも努めます。
④、⑤に関して…
2025年以降、介護施設などのパンクが見込まれます。
お金がたくさんある人でも、サービスを提供できる人や施設が減ってしまい、介護サービスを受けられなくなる事態が想定されます。
寝たきりや認知症は、運動習慣や生活習慣でかなり抑えることが出来ることが分かってきています。
身体への投資として運動や生活習慣に気を付けています。
如何でしょうか?
自助は人それぞれですし、もっと色々な手段があるかと思います。
みなさんはどのような自助をしていきますか?
では、また次回。