社会人のための勉強クラブ

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GDP 2019年10~12月期 年率マイナス6.3%減の衝撃

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こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。

 

今回は、GDP 2019年10-12月期 年率マイナス6.3%減の衝撃というテーマでお話したいと思います。

まずは以下の記事をご覧ください。

去年10月から12月までのGDP=国内総生産は、前の3か月と比べてマイナス1.6%、年率に換算してマイナス6.3%となりました。消費税率の引き上げなどで個人消費が落ち込んで、5期ぶりにマイナスに転じ、マイナスの幅は、前回の増税直後以来となる、5年半ぶりの大きさとなりました。

内閣府が発表した去年10月から12月までのGDPは、物価の変動を除いた実質の伸び率が、前の3か月と比べてマイナス1.6%でした。


これが1年間続いた場合の年率に換算すると、マイナス6.3%で、5期ぶりにマイナスに転じました。

(引用)NHK News WEB

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200217/k10012288581000.html

 

GDPは言わずと知れた国内総生産のことで、経済がどれだけ成長したかを測る指標の事ですが…

今回発表された2019年10-12月期の3か月間のGDP速報値がマイナス1.6%で、4をかけて年率に換算するとマイナス6.3%ということで衝撃が走っています。

しかも、これはまだ速報値ですから、後に発表される確定値はもっと悪くなっている可能性があります(大体いつも確定値の方が悪いため)。

当初の政府の予想では、消費税が8%に増税された時のような駆け込み需要が少なかったので、反動減も抑えられるだろうという読み(年率3.7%程度)でしたが、見事に裏切られました。

 

さて、内容を少し見ると…

個人消費は、消費増税に加え台風や暖冬などの気候の影響もあり大きく落ち込む結果(マイナス2.9%)となってしまいました。

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(引用)YAHOO!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200207-00000060-kyodonews-bus_all

また、企業の設備投資(マイナス3.7%)住宅投資(マイナス2.7%)と軒並み落ち込んでしまっています。

政府は2兆円規模のキャッシュレス決済による消費税対策を打ち出していましたが、焼け石に水だったのでしょうか?

消費税対策をしてこの結果とは恐ろしい…。

しかし、恐ろしいことは、これはまだまだ不況の入り口に過ぎないかも知れないということです。

 

前の記事で触れましたが、2月に入り、コロナウィルスの影響でインバウンド旅客が激減しました。

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それだけならまだしも、中国からの物流が滞ることにより、部品などの調達が出来ず、国内の工場の生産が滞る事態に発展しています。

今後のコロナウィルスの影響次第でオリンピックの開催も危ぶまれます。

あんなにお金をかけて準備したものが全て無駄になってしまうかも知れません。

ただでさえ八方塞がりだった日本経済だっただけに、正直もう立ち直れる気がしません(泣)。

 

しかし、日本がどのようになっていこうと我々は生きていかねばなりません。

僕の会社でも現状「同一労働・同一賃金」という名の波が押し寄せてきていますが、これが2020年以降全国的にさらに強くなってくる可能性が高くなってきてます。

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しっかりお金や時間を使って自己投資をしたり、投資の勉強などをして自衛をしていかなければなりませんね。

10年前や20年前と同じような感覚で生きていると、誰しもがあっという間に奈落の底に落ちていってしまう可能性がありますから。

 

では、また次回。