社会人のための勉強クラブ

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日本でも住宅ローン破産が増えていきそうな件

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こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。

 

今回は、日本でも住宅ローン破産が増えていきそうな件というテーマでお話したいと思います。

新型コロナウィルスの影響で、解雇や勤務時間が短くなることにより収入が減り、「住宅ローンを払えない」という相談が関係機関に相次いでいるようです。

住宅金融支援機構によると、支払いに関する相談件数は2月は20件、3月は約200件、4月は約1200件と急増しているとのこと。

んー、確かに厳しいですよね…。

ローンは、収入が減ろうと基本的には毎月決まった金額をペイしていかないといけないわけですし…。

中には、猶予を貰ったとしても支払いの目途が立たず売却を検討せねばならないような事例も含まれているようです。

 

僕は現在30代半ばですが、個人的にはあまり「持家信仰」のようなものは持ち合わせていません。

しかし、未だに僕らくらいの世代でも「持家信仰」を持っておられる人は多い印象があります。

僕は「欲しいモノ」「必要なモノ」にお金を使うことに反対ではありません。

ただ、よく分からず、あまり考えないままに住宅を購入する人って結構いると思うのです。

この辺のことはよく人と議論になることがあるのですが、住宅に限らず何か物を買う時はよく考えて決めた方がいいと思います。

 

さて、住宅を購入する時に考えておいた方がいいことについては過去に記事にさせていただいています。

 

www.cg-life.com

この辺りの記事を読んで頂いて「家が欲しいなぁ…」と思っていらっしゃる方は、よく検討してみて下さい。

僕の身近な人にも少額の投資を「ギャンブルだ!」と言って避けるのに、住宅ローンはホイホイと組んでいるような方が結構います。

中には、ご家庭があったりして自分だけでは決められないケースもあろうかと思いますが、「いやいや…それも一種の不動産投資だし、よりリスキーなギャンブルじゃん…」と思って見ています。

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もちろん、「資金的には十分ゆとりがあるけれど、今持っている資金は投資など別のことに充てたいから、住宅ローン控除を受けながら返済するつもりだ。」みたいな方ならいいと思うんですが、資金的にゆとりがあるわけではないのに「3,500万35年ローン」みたいなのを聞くと「すごいな…」と思います。

今の世の中1年先に何があるか分からないのに、35年間安定した収入を確保できる自信があるんだなぁ…と思ってしまいます。

これは依然も話したことですが、僕が以前に借りていた家は持ち主がローンで購入したもののその後数年で離婚し、売ってもローンをペイできる金額にならないことから貸すことに決めたようでした。

そういうのは特殊な例かも知れませんが、人間に先の事なんて分からないんですから大きな賭けには出ない方が得策です。

 

今後コロナショックでローンが払えなくなった不動産の売却などが増えたり、不景気になって不動産が売れなくなってきたりすると価格が下落していくことが予想されます。

今不動産を持っている人からすれば嫌な話かも知れませんが、これから不動産を取得したいという方からしたらお安く取得できるチャンスかも知れませんね。

 

では、また次回。