こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
今回は、年上=尊い、偉い?というテーマでお話したいと思います。
年上ってだけで偉いってどうよ?
海外の実情はよく分からないですが、日本は学校や企業が「年功序列型」であることが多いからか、妙に年上信仰が強い国であると思います。
「長く生きている」、「経験年数が長い」=「人間として成熟している」、「技術や知識が深い」といった前提の元にそういった風潮が作られていると思うのですが、果たして本当にそうでしょうか?
僕も基本的には年上は敬うべきものであると考えていますが、人としてどこを尊敬すればいいのか分からないような年上の人っていると思いますし、逆に年下であっても「うわぁ…こいつスゲェな」って素直に思える人がいるのも確かです。
人間を評価する時に「長く生きてること」って、全く意味のない物差しだなと思います。
「年齢はただの記号」
「年齢はただの数字」
といった言葉を目にすることがありますが、本当にそうだろうなと思います。
つまり年齢なんて名前と同じで、その人を識別する為の記号のようなものでしかないと思うのです。
年齢より経験、能力、人間性が大事。
まぁ、これは当たり前っちゃ当たり前なんですが、年齢なんかより、色々な経験をして、年下の人が素直に尊敬できる能力や人間性を身に着けることが重要です。
別に色々な能力が100点で揃っている必要はなく、他者を尊重し、自分がオンリーワンであるという能力や人間性を一つでもモノに出来れば、年下の人は自然と慕ってくれるはずです。
自分のキャラクターを確立するのです。
そして、決して人に対して偉そうにしないことです。
人間は一人で生きているわけではありません。
様々な利害は絡むとは思いますが、それでも助け合って生きています。
そのことを肝に銘じましょう。
「自己研鑽」や「チャレンジ」を怠らない人は、新しいことに取り組む度に「自分はまだまだだな…」と思い知らされて、人に対して偉そうに出来なくなるはずです。
人に対して偉そうに出来る人は、そういったことを諦めてしまった人なんでしょう。
世の中のことは何でも分かったような不遜な態度を取ります。
でも、結局そういう人は周りから見透かされてしまいます。
日本の企業は長命である=すごい?
先日、世界中の100年以上続いている企業の約80%が日本企業だという情報をTwitterで見ました。
確かにすごいことではあると思いますが、それだけで「日本スゲー!!」って喜ぶのもどうなのかな?と思います。
企業が長く存続するって、新陳代謝が上手く起こっていないという証でもないのかと思います。
平成元年と平成30年の世界時価総額ランキングを見ると、日本が如何に衰退し、真新しい産業が生まれていないかということがよく分かると思います。
最後の方は少し脱線してしまいましたね。
皆さん、いい年の取り方が出来るように「自己研鑽」に励みましょうね。
では、また次回。