社会人のための勉強クラブ

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取得する必要はなし! FP(ファイナンシャルプランニング技能士)の単体での取得はオススメ出来ない理由

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こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。

 

今回は、僕があまりオススメは出来ない資格(検定)であるファイナンシャルプラン二ング技能士についてお話したいと思います。

【目次】

ファイナンシャルプランナーってよく聞きますよね

よくファイナンシャルプランナーと呼ばれますが、正式名称ではファイナンシャル・プランニング技能検定といいます。またFPと略されます。

みなさんはこの資格ご存知でしょうか?

お金の専門家などとして、テレビで家計診断などをしたりするのを見たことはないですか?

また、保険の営業員さんの名刺に書かれていたりすることがあります。

 ファイナンシャルプランニング技能検定をオススメしない理由

この資格には3~1級の等級があり、3級であれば受験資格はなく誰でも受けることが可能です。

僕自身、昔に3級を取得しています。

ですが、取得はあまりオススメしません。

理由は以下の2つです。

①FPを取れば金融リテラシーが上がるというものではない。

②FPは単なる名称独占資格であり、「持っているからこの仕事に就けるんだ」というアドバンテージがない。

 

それぞれ解説致します。

①番に関して…

僕も3級しか受けていないので偉そうなことは言えないですが、少しくらいFPの勉強をしたからといってお金の専門家になれるわけではありません。

それは仮に2級まで取得したとしても同じです。

実際、FPの資格を持っている保険の営業員さんの話を聞いても、単に自分のところの商品を売りたいだけで大したことを言っていないように思います。

また、テレビで家計診断をしているFPのトークを聞いていても、例えば「通信費を下げましょう」だとか「保険を見直しましょう」だとか「旦那さんの小遣いを下げましょう」だとかごくごく当たり前の事しか言っていません。

生きていくために金融リテラシーを付けたいのであれば、FPの勉強をするよりもっと効果的な方法はたくさんあると思います。

 

②番に関して…

何の資格を取ったとしても、すぐに実務で役に立てる人材になれるわけではありませんが…

もし取得するなら業務独占資格(資格を持っていない人はその業務に携われない)必置資格(その業務を行う職場には必ず何人か置いておかねばいけない資格)を取得することをオススメします。

FPは名称独占資格(単に名乗れるだけ)なので、就職、転職を考えた場合弱いです。

 

本題は以上ですが、最後にFPの資格に関する簡単な概要と、組み合わせ次第でFPが生きてきそうな資格について書いておきます。

 ファイナンシャル・プランニング技能検定について

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)

金融機関の職員をはじめ資産に関する相談業務に従事する人の、ファイナンシャル・プランニング業務知識と実践の技能を検定する国家資格。

試験は3~1級に分けて実施、金融財政事情研究会(金財)、日本FP協会のどちらで受験しても、取得できる資格は同一である。

 

学生の方で金融業界への就職や転職をお考えの方は3級合格後、2級まで合格しておくことをオススメします。

また、この資格(検定)のみを武器にするのは弱いので…

・宅地建物取引士(宅建士)

・マンション管理士

・社会保険労務士

・簿記検定

などと組み合わせることをオススメします。

合格賞状

合格賞状がありましたのであげておきます。

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ファイナンシャル・プランニング技能士3級合格賞状

 

では、また次回。