こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
今回は、“絶対的未来”と“相対的未来”をテーマにお話したいと思います。
僕が、“絶対的未来”と“相対的未来”という言葉を始めて聞いたのは、ホリエモンこと堀江貴文氏の発言でした。
その発言を聞いて、「確かにその通りだな。」と思わされたので、今回記事にさせていただこうと思いました。
皆さんは、10年後の未来の自分がどうなっているか想像できますか?
また、10年後の未来の日本がどのようになっているのか想像できますか?
想像したとしても、恐らくあなたが思った通りにはならないでしょう。
逆に例えば、今から10年前のことを思い返してください。
10年前のあなたが、思っていたように未来は進展していったでしょうか?
「こんなすごいことが起こるとは思わなかった!」とか「こんなはずじゃなかったのに…」といったポジティブな意味でも、ネガティブな意味でも予想だにしなかったことが沢山起こったんじゃないかと思います。
“絶対的未来”を知ることは、恐らく誰にも出来ないわけです。
もし、そんなことが出来るなら、ギャンブルや投資で大儲け出来てしまいます。
また、自分が不利になる状況を回避することも可能です。
残念ながら未来のことは誰にも分からない。
それは仕方のないことなのです。
しかし、様々な事柄にアンテナを張って、正確な情報をいち早く掴むことによって他者と比較して相対的に未来を知ることは可能です。
例えば、A君とB君がいたとします。
A君は生きていく上で情報収集を大事にする人です。
一方、B君はあまり進んで情報を得ずに生きています。
A君はネットや本などからいち早くある情報を得ましたが、B君は1週間後にテレビのニュースでその情報を知りました。
A君はB君と比べて、1週間相対的に未来の情報を得ていたことになります。
6年ほど前に同僚と「公的年金」の話になったのですが…
当時僕は30歳で、同僚は40歳でした。
同「年金が65歳から支給になるのは仕方ないけど、70歳からとかになることは流石にないよなぁ…。貰うより先に寿命が来てしまいかねない。」
僕「いやいや…〇〇さんはまだ40ですよね?このままいけば早晩70歳から支給になりますよ。少子高齢化で75歳とか80歳から貰えるとかそんなレベルになりますし、金額も下がっていくでしょうから、生涯働き続けないといけなくなりますよ。」
同「えー!!流石にそれはないやろ!そんなことなったらほんまに貰うより先に死んでしまうわ。」
僕「・・・」
んー、そもそも年金て長生きの為の保険なんで、悠々自適な老後の生活を送るために使われてた昔の感覚が少しおかしかったんですが…。
まぁ、でも保険であるなら任意加入であるべきで、全員強制加入で生まれた年によって得をしたり、損をしたりするのはあまりに不平等です。
同僚の会話から6年くらい経ち、70歳支給も目前といったニュースが聞こえてくるようになりました。
年金が実質期待できなくなるというのは、15年くらい前、大学生くらいの頃には情報を得て思っていました。
正確な情報を早くに掴んでおくというのは、これからの情報化社会では武器になる…というより、掴んでおいて当たり前、情報弱者では生き残れない世の中になっていくかも知れません。
では、また次回。