こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
コスパのいい資格をご紹介第12弾。
今回はメンタルヘルス・マネジメント技能検定です。
【目次】
メンタルヘルス・マネジメント検定について
労働者は周りを取り巻く環境から様々なストレスを受けて仕事をしています。
時にそれが原因となり、心の病による休職、離職、自殺などが起こり、深刻な社会問題となっています。
職場環境を整える意味でも、労働者へのストレスに対して正しい知識を持って対応し、心の病を未然に防ぐことが重要です。
この資格は、その知識を一定以上持っていることの公的資格・証明となります。
Ⅲ種・セルフケアコース(一般社員・新入社員対象)
Ⅱ種・ラインケアコース(管理職・管理監督者対象)
Ⅰ種・マスターコース(人事労務管理者・経営幹部対象)
と3段階の種別がありⅢ→Ⅱ→Ⅰと難度が上がっていきます。
受験手続
メンタルヘルス・マネジメント検定の受験に受験資格は必要ありません。
ここからは主に一般的な受験者の多いⅢ種とⅡ種ついて書かせていただきます。
まず、試験日と受験申請期限の確認を行います。
試験日 3月と11月の年2回
申込受付 3月試験(1月中旬~2月上旬) 9月試験(8月下旬~9月下旬)
受験料 Ⅲ種(4,400円)、Ⅱ種(6,600円)
メンタルヘルス・マネジメント検定では併願でⅢ種とⅡ種又はⅡ種とⅠ種の2つの試験をダブル受験することも可能ですが、かなりしんどいと思うのであまりオススメは出来ません。
メンタルヘルス・マネジメント検定の受験申請には電子申請とコンビニ端末申請があります。
コンビニ端末申請を行う場合、以下の端末から申し込み、発券される伝票を使ってレジで現金決済して下さい(別途コンビニ情報端末の申込システム利用手数料450円)。
・セブンイレブンの『マルチコピー機』
・ローソン/ミニストップの『Ⅼoppi』
・ファミリーマートの『Famiポート』
合格率と勉強期間とオススメ参考書
この資格の合格率は、Ⅲ種は約80%、Ⅱ種は約50%です。
国家資格・公的資格の中では、比較的簡単な部類です。
いきなりⅡ種にチャレンジしても大丈夫だと思いますが、自信がなかったり、とりあえず試しに受けてみたいという方はⅢ種からの受験でもいいと思います。
オススメの参考書は以下のものです(Ⅱ種も同じ種類のものでいいですが、Ⅲ種のみご紹介)。
まず、公式テキストを読み込んで下さい。
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メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキスト III種 セルフケアコース<第4版>
- 作者: 大阪商工会議所
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2017/06/21
- メディア: 単行本
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その上で過去問を中心に勉強を進めて下さい。
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メンタルヘルス・マネジメント検定試験 ?種セルフケアコース 過去問題集<2019年度版>
- 作者: 春日 未歩子
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2019/09/04
- メディア: 単行本
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試験内容
Ⅲ種
①メンタルヘルスケアの意義
②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
③セルフケアの重要性
④ストレスへの気づき方など
Ⅱ種
①メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
③職場環境等の評価および改善の方法
④個々の労働者への配慮
⑤労働者からの相談の方法など
合格基準
Ⅲ種、Ⅱ種共に
選択問題で70%以上の正答率で合格。
金銭的コスト(Ⅲ種の場合)
合計すると約10,000円のコストがかかります。
内訳は以下の通りです。
受験料 4,400円
参考書などの書籍代 4,000円
郵送費などの諸経費 1,000円
では、また次回。