社会人のための勉強クラブ

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iDeCo(個人型確定拠出年金)をやるのはどうだろうか。そもそもiDeCoとは?

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こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。

 

今回は、iDeCo(個人型確定拠出年金)についてお話したいと思います。

みなさん、iDeCo(個人型確定拠出年金)についてご存知ですか?

よくNISAと並んで節税しつつ投資が出来て、お得な制度だと言われていますがどういうものなのでしょうか?そしてやるべきなのでしょうか?

結論からいうと、積立NISAよりは万人向けではなく、やるべきかどうかは各人の状況や判断によります。

しかも制度自体がややこしいです…。

 

さて、このiDeCoは国民年金や厚生年金に上乗せして自分で積み立てて運用できる年金です。

自営業者は国民年金に上乗せして、会社員は国民年金と厚生年金に上乗せしてもらうことが出来ます。

分かりやすい図がありました。

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確定拠出年金のイメージ図

 

月の掛け金は自分で決められますが、自営業者は月に最大68,000円(年816,000円)会社員は月に最大23,000円(年276,000円)となっています。

自営業者は厚生年金がない分多く掛けられるようになっています。

そしてこの掛け金が所得控除されます。

 

年収400万のサラリーマンで比較すると…

iDeCo無の場合・・・400万円×30%(所得税、住民税など)=120万が税金

iDeCo有の場合・・・(400万ー276,000円)×30%=1,117,000円が税金

一年だけでも83,000円もお得になります

これがiDeCoの最大のメリットです。

そしてその掛け金の運用先を決めるわけですが、積立NISAと同じでインデックスファンドでいいと思います。

 

楽天証券の確定拠出年金シミュレーションを貼っておきますので、ご興味のある方がいましたらやってみて下さい。

https://dc.rakuten-sec.co.jp/feature/simulation/

 

さて、節税も出来て手堅い投資も出来るといういい商品に思いますが…

デメリットとしては…

年金としての性質があるので、60歳まで引き出せない(途中解約が出来ない)

運用には税金がかからないが受け取り時に税金がかかる←ややこしいですね。

細かい部分を見ていくと制度自体がややこしく、始めるのにややこしい手続きをしないといけない。

 

特に60歳まで途中解約できないのはかなりのデメリットがあるかなと思います。

 

もし月々2万とか3万とかの余剰資金があるなら、僕は積立NISAの方をオススメします。

積立NISAをやってもまだ余剰資金があるという方は第二選択的にiDeCoをやるのもいいかと思います。

 

では、また次回。