こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
コスパのいい資格をご紹介第11弾。
今回はQC検定(品質管理検定)3級です。
2級の話も織り交ぜながら、入門編の3級のお話をメインでさせていただこうと思います。
この資格…というか検定は、取得すれば何かの仕事が自分の責任で出来るというわけではありませんが、商品の品質管理について一定以上の知識を有している証明になりますので工場などへの転職などでアピールポイントになります。
【目次】
QC検定(品質管理検定)について
この検定、おそらく一般的な認知度は低いと思いますが、工場などでの商品の品質管理の仕事、メーカーでの仕事を希望している場合に取得しておけば有利に働きます。
実務レベルでは3級までの知識まであれば十分ですが、就職面接で積極的にアピールしたい場合は2級まで取得しておけば完璧です。
受験手続
QC検定の受験はどの級も受験資格は必要ありません。
まず、試験日と受験申請期限の確認を行います。
試験日 3月と9月の年2回
申込受付 3月試験(12月上旬~) 9月試験(6月上旬~)
受験料 3級(4,110円)、2級(5,140円)、3級~2級併願(8,220円)
QC検定は併願で1日に2つの試験を受験することも可能ですが、かなりしんどいと思うのであまりオススメは出来ません。
QC検定の受験申請には電子申請とコンビニ端末申請があります。
コンビニ端末申請を行う場合、以下の端末から申し込み、発券される伝票を使ってレジで現金決済して下さい。
・セブンイレブンの『マルチコピー機』
・ローソン/ミニストップの『Ⅼoppi』
・ファミリーマートの『Famiポート』
詳しくは、日本規格協会(JSA)のHPを参照ください。
合格率と勉強期間とオススメ参考書
この検定の合格率は3級は50%前後、2級は20%強です。
僕がこのブログでご紹介している資格(検定)は、合格率30%程度のものが多いので、3級は簡単、2級は難しい部類だと思います。
初学の方で、とりあえず取得しておこうという方は3級を取得しておけばいいと思います。
3級は過去問中心に対応できます。
オススメの参考書は以下のものです。
3級
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試験内容
3級(90分)
①データの取り方やまとめ方の基本とQC七つ道具の利用
②新QC七つ道具の基本
③品質、プロセス管理、問題解決、標準化など、基本的な管理・改善活動に関する事項
④4級の試験範囲を含む理解度の確認
2級(90分)
①QC七つ道具を含む統計的な手法の活用や実践を自主的に実施するために必要とされる知識の理解度
②確率分布、検定、推定、相関分析・回帰分析などの基本的事項
③4級・3級の試験範囲を含む理解度の確認
合格基準
3級、2級共に
出題を手法分野と実践分野に分類し、各分野でおおむね50%以上、総合得点のおおむね70%以上で合格
3級の金銭的コスト
合計すると6,000円強のコストがかかります。
内訳は以下の通りです。
受験料 4,110円
(コンビニ端末申請手数料 200円)
参考書などの書籍代 2,000円
では、また次回。