こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
コスパのいい資格をご紹介第3弾。
今回は2級ボイラー技士(以下2ボ)です。
【目次】
2級ボイラー技士について
ボイラー技士には特級、1級、2級の種別があり、受験資格など特になく誰でも受けられる2級ボイラー技士(以下2ボ)はコスパのいい資格だと思うのでご紹介致します。
2ボは学校、病院などの施設で資格の必要なボイラーの取り扱い、点検、安全管理を行うために必要な国家資格です。
他にも危険物乙種四類、第二種電気工事士、消防設備士などの資格と組み合わせて、ビルメンテナンスの仕事に就くことも可能です。
ただし、近年ではボイラー技士資格の必要ないボイラー設備も増えてきているため、資格の需要自体は少し下がってきているかなと思います。
受験手続
この試験の申し込みの特徴の1つに電子申請ができないことが挙げられます(このご時世に割と面倒です)。
試験は、公益財団法人である安全衛生技術試験協会の各安全衛生技術センター(全国7か所)で月1~2回行われています。
また遠方の受験生の方のために各都道府県で年1回程度の出張受験も行われています。
受験申請書は安全衛生技術協会本部、各安全衛生技術センターで無料配布されています。
直接取りに行けない方のために郵送での対応もしてくれます。
※合格率と勉強方法とオススメ参考書
2ボの合格率は60%程度です。
僕は『2級ボイラー技士過去6回問題集』を3周してゆとりをもって合格しました。
過去問中心の出題ですので簡単です。
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2ボの試験は全40問ありますが、以下の4科目に分かれています。
①ボイラーに関する知識(10問)
②ボイラーの取り扱いに関する知識(10問)
③燃料及び燃焼に関する知識(10問)
④関係法令(10問)
です。
合格基準は、各科目4割(4問)以上かつ、合計40問のうち6割(24問)以上です。
合格通知など
合格後に免許申請する場合、実技講習を受けなければなりませんが、22,200円と高額ですので、すぐに資格を使うのでなければ合格までで止めておくのもいいでしょう。
※金銭的コスト(僕の場合)
最後に金銭的なコストについてお話しておきます。
合計して免許申請まですると約33,000円程度のコストがかかります。
内訳は以下の通りです。
受験料 6,800円
参考書などの書籍代 1,600円
合格後の実技講習 22,200円(高い…)
合格後の免許申請 1,500円
書類などの郵送費 1,000円程度
尚、実技講習費用が高額であるため、僕は免許申請はしておりません。
では、また次回。