こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
コスパのいい資格をご紹介第10弾。
今回は貸金業務取扱主任者です。
ただ、今回のこの資格は活躍できる業界が限られているので、今までご紹介してきた資格よりコスパは多少落ちてしまうかも知れません。
日商簿記検定・ファイナンシャルプランニング技能検定などの金融系の資格と相性がいいと思います。
貸金業務取扱主任者について
貸金業の事務所・営業所では必ず貸金業務取扱主任者を配置しなければならないと貸金業法で規定されています。
顧客の利益を損ねないよう、貸金業務に従事する者に法令を遵守して業務を行うよう助言・指導を行うための必置資格です。
貸金業務取扱主任者を受験するために受験資格は特に必要ありません。
受験手続
貸金業務取扱主任者の受験に受験資格は必要ありません。
まず、試験日と受験申請期限の確認を行います。
試験日 11月中旬
申込期間 7月上旬~9月上旬
受験料 8,500円
運行管理者の受験申請は電子申請(個人・団体)と書面申請(個人・団体)があります。
受験手数料の振込はクレジットカード決済、コンビニ決済、指定口座振込のどれかを選択し、受験申請をした当日に決済(振込)するようにして下さい。
詳しくは日本貸金業協会のHPを参照ください。
https://www.j-fsa.or.jp/chief/qualifying_exam/app/
合格率と勉強方法とオススメ参考書
この資格の合格率は30%強です。
仕事をしながら勉強する場合は3ヶ月程度の学習期間をみておきましょう。
僕はこの資格、平成22年に合格までしただけなので最近の動向はネットを中心にした情報しかほとんど知りません。
しかし、受験資格が必要なく、合格率が30%の資格というのは大体が過去問中心で対応が可能です。
僕がオススメの参考書はこちらです。
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試験はマークシートによる四肢択一式で50問出題されます。
試験科目は以下の4科目です。
①法及び関係法令に関すること(22~28問)
②貸付けおよび貸付けに付随する取引に関する法令および実務に関すること(14~18問)
③貸金需要者などの保護に関すること(4~6問)
④財務及び会計に関すること(2~4問)
合格ラインについては基準点(合格率が30%程度になるように)が設けられるので合格に必要な点数は試験回により変動します。
直近の傾向としては、30点強が合格基準点となっています。
合格通知など
金銭的コスト
合計すると34,000円ほどのコストがかかります。
内訳は以下の通りです。
受験料 8,500円
参考書などの書籍代 5,000円
合格後の主任者登録講習費 15,940円
主任者登録費用 3,150円
郵送費などの諸経費 1,000円
では、また次回。