こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
コスパのいい資格をご紹介第12弾。
今回は衛生管理者です。
【目次】
衛生管理者について
衛生管理者は従業員の健康、作業環境や作業内容をチェックして労働災害が発生することを未然に防ぐための必置資格であり、国家資格です。
第1種と第2種があり、第1種は全業種で、第2種は特定の業種のみで担当することが出来ます。
衛生管理者を受験するのは実務経験などの受験資格が必要です。
詳しくは受験手続の項目に記します。
受験手続
衛生管理者の受験には受験資格が必要であり、以下の3つのうちいずれかの条件を満たすことが必要です。
①大学・高専を卒業し、その後労働衛生の実務経験が1年以上あること。
②高等学校等を卒業し、その後労働衛生の実務経験が3年以上あること。
③10年以上の労働衛生の実務経験者
実務経験の証明については、実際に実務に就いている事業所で貰って下さい。
実務経験の要件を満たせたら、試験日と受験申請期限の確認を行います。
試験日 毎月1~4回(各地区安全衛生技術センターによる)
申込受付 郵送(試験の2ケ月前~14日前)、窓口持参(試験の2ケ月前~2日前)
受験料 6,800円
受験申請書は安全衛生技術試験協会、各地区安全衛生技術センターおよび関係機関で配布しています。
郵送希望の場合、返信用封筒に(角型2号)に切手(1部205円、2部250円、3~4部400円)を貼り、必要部数をメモ書きして各試験センターへ送付します。
合格率と勉強期間とオススメ参考書
この資格の合格率、近年は1種は50%弱、2種は50%強です。
難易度は上がってきてますが、まだ試験自体は簡単な部類です。
1種も2種も合格率に大差はないので、どうせなら1種を受けるのがいいと思います。
過去問中心の勉強で対応できます。
オススメの参考書は以下のものです。
1種、2種両方に対応でき、一冊で合格を目指せます。
amzon
試験内容
1種
①労働衛生(有害業務に係るものおよび有害業務に係るもの以外のもの)ー17問
②関係法令(有害業務に係るものおよび有害業務に係るもの以外のもの)ー17問
③労働生理ー10問
2種
①労働衛生(有害業務に係るものを除く)ー10問
②関係法令(有害業務に係るものを除く)ー10問
③労働生理ー10問
合格基準
1種、2種共に
①~③の各科目で40%以上の正答率、かつすべての科目の合計の正答率が60%以上あること。
金銭的コスト
合計すると約12,000円のコストがかかります。
内訳は以下の通りです。
受験料 6,800円
参考書などの書籍代 2,500円
免許申請費用 1,500円
郵送費などの諸経費 1,000円
では、また次回。