こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
今回は、今の日本は居心地が良すぎる…結婚や出産はムリゲーか?というテーマでお話したいと思います。
僕のブログの記事は、ほぼネガティブな内容だと思います。
日本の行く末について不安になるような記事が多いです。
日本人は現在“コンフォートゾーン”にどっぷりハマって抜け出せなくなっています。
※コンフォートゾーンとは…居心地のいい場所。人間の成長を阻害する。
どういうことか説明しますと…
確かに、一昔前に比べて全体的に日本人は随分と貧しくなってしまいました。
例えば、結婚する時のことを想像してみて下さい。
以前の日本なら旦那さんが働いて、奥さんは専業主婦で、子供が2~3人くらいいるということが一般的だったと思います。
家を買ったり、車を買ったり…あまり深く考えなくてもある程度高級品を買うことも可能でした。
一方、現在はどうでしょうか…?
給与は伸び悩み、税金や社会保障費などの引かれものが増えていっています。
その為結婚をしたくても出来ない若者が増え、仮に結婚出来たとしても余程の高給取りでなければ共働きは必須です。
“ダブルインカム”と言えばゆとりがある生活が出来るように思いますが、残念ながらそうではありません。
昔の1人前の給料を2人で稼ぐようになっただけなのです。
共働きは、子育てと仕事に忙殺されますが、子供がいるとやはり出費も増えます。
子供が複数人ともなると“家を買う”という選択肢を考えないといけなくなってきますし、車も大きなものが必要になります。
現在は、日本人の3人に1人が貯金がない無貯蓄層になると言われています。
それだけが理由ではないかも知れませんが、当然のように男性も女性も“結婚しない若者”が増えています。
誰しも失敗したくないですから、こんな時代だからこそ配偶者を厳選してしまいます。
しかしながら、男性も女性も素晴らしい人間なんて一握りなのです。
所詮、人間ですからね。
「結婚したいけれど、失敗はしたくないから。」と厳選しまくった結果結婚できないということが起こってしまっています。
また、「そんな辛い思いをしてまで結婚しなくても一人で生きればいいじゃん。」という人も増えています。
当然と言えば当然ですね。
2019年に流行った“子供部屋おじさん”という言葉ですが、不動産が売れなくなって困った不動産業者が結婚をせず実家を出ない男性を煽るために流行らせた言葉だとか言われています(真偽は分かりません)。
まぁ、誰にどう煽られたところで無い袖は振れませんから、今後も結婚しない人は増えていくんだろうなと思います。
僕自身も一度は結婚して、離婚して、実家に戻った身から言わせてもらうなら、やはり実家は楽です。
家事がどうのはあまり関係なく、お金の面が非常にデカいです。
結婚していた時は散在しなくてもお金はそんなに貯まらなかったですが、今は家計に多少お金を入れたところでお金がガシガシ貯まるようになりました。
予定がなければ、家でネットや動画配信サービスなどを利用して過ごせば、一人でも楽しく過ごすことが出来ます。
実の家族や友達がいてくれるので、無理して結婚しなくてもいいんじゃないかな…なんて思ってしまったりします。
まもなく日本は少子高齢化の症状が強く出てきます。
あなたが今結婚していてもいなくても、今の生活を維持することは非常に難しくなってくるでしょう。
いつまでも今の暮らしは続かない。
流れに身を任せるのもいいですが、少しでも危機感をもって自分をアップデートするようにしたいですね。
では、また次回。