こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
コスパのいい資格をご紹介第5弾。
今回は日商簿記3級(以下簿記3級)です。
【目次】
日商簿記3級について
日商簿記は古くからある資格・・・というより検定ですが、取得すると会計の知識が一定以上ある証明になります。
就職、転職を考慮すると、2級以上を取得するのが理想ですが、2015年頃から簿記検定全体が難化していて3級ですら初学では侮れない難易度になっています。
とりあえずは3級から受けてご自身の簿記の適正を判断し、2級まで受けるのか決めるのが賢明かと思います。
受験手続
簿記検定は商工会議所で試験が実施されます。
試験の申込方法は各商工会議所によって多少異なりますので、試験2ヶ月前には受験を希望する商工会議所に問い合わせをすれば理解できると思います。
僕は、県を跨いだ方が商工会議所が近かったので、他県の商工会議所で受験しました。
合格率と勉強方法とオススメ参考書
簿記3級は合格率は30~40%です。
3級と聞くと入門編のようなイメージがあって簡単に思いがちですが、近年の簿記3級は過去のそれとは違います。
気を抜かずに勉強しましょう。
初学で仕事をされている方は、3ヶ月程度の期間(100時間程度)を見ておきましょう。
『スッキリわかる日商簿記3級』
『過去問題集 日商簿記3級』を使用しました。
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初学の方は、慣れない用語などに戸惑いますが、3級であればじっくりやり込めば必ず理解できるようになると思います。
簿記3級では、テキストでのインプットの勉強は1週間程度にしておいて、如何に過去問や演習を繰り返してアウトプットで理解(体で覚えるような感覚)するかということが大事になってきます。
そして、過去問や演習の中で理解できない問題に当たった時に、再度テキストで理解を深めるという作業が必要です。
勉強時間の8割程度は問題を解いている時間になると思います。また、簿記は適性が反映されやすい試験です。ある人が短時間で合格したとしても、あなた自身が短期間で合格できるかということは分かりません。
合格基準は100点満点中70点です。
合格賞状
金銭的コスト(僕の場合)
合計すると約6,000円程度のコストがかかります。
内訳は以下の通りです。
受験料 2,800円(153回、154回は増税を見込んで2,850円)
参考書などの書籍代 3,000円
では、また次回。