こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
今回は、生活が苦しい世帯が増えてきている件についてお話したいと思います。
一昨年の一世帯当たりの平均所得は551万円余り(前年比-86,000円)で4年ぶりに前の年を下回り、また「生活が苦しい」と感じている世帯は全体の57%(大変苦しい24%、やや苦しい33%)に上ることが、厚生労働省の全国6000世帯余りから回答を得た国民生活基盤調査で分かりました。
なお、所得が平均の551万を下回る世帯は62%に上ります。
家庭の状況別に見た場合
子供がいる世帯の平均所得は743万円余り、高齢者世帯は335万円。
子供がいる世帯で生活が苦しいと答えたのは62%、高齢者世帯は55%でした。
うーん、国は景気がいい!景気がいい!とずっと言い続けていますがそういう風には思えませんね。
経済学に精通する人たちが統計データを見て、アベノミクスによって景気が上向いていると言っていましたが、その大元の統計データ自体が捏造されたものでした。
一体、何を信じたらいいんでしょうか?
10月には消費増税が控えていますし、各種税金はうなぎのぼり、食料品類を中心とした値上げ、働き方改革の残業規制で一般的な家庭のやりくりはますます厳しくなっていくでしょう。
特に8%に増税された時のことを思い返すと、今の状況での10%への消費増税は日本経済にトドメをさすんじゃないか?と思われるほどのことだと思うのですが、世間的にはそれほど大きな問題と捉えられていないように感じます。
さて、後ろ向きなことばかり考えていても仕方ありません。
備えあれば憂いなし!個人でやれる範囲の生活防衛をやりましょう!
やることは単純です。
①政治や経済動向、自分たちの未来に少しでも関心を持って生きましょう。
②正しい知識を身に着けて生活の中で無駄遣いを少なくしお金を貯めましょう。
③円を銀行に預けるばかりでなく、リスクヘッジのために無理のない長期投資を心がけましょう。
これを読んでくださっているあなたが何歳なのか分かりませんが、例えばこれまで日本が歩んできた直近20年と、これから先の20年は全く違うものになると思います。
備えておかなければ、あまりの急激な変化についていくことが出来ないかも知れません。
いつの時代も「生き残れるのは、変化に対応できる者」です。
頑張りましょう!!
では、また次回。