こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
今回は、怒りの感情のコントロールをテーマに記事を書かせていただきたいと思います。
みなさんは感情のコントロールは出来ていますか?
僕も感情を抑えるように努めていますが、時々自分の感情に振り回されてしまうことがあります。
特に冷静さを欠いて相手を傷つけてしまったり、ケンカに発展しがちなのが怒りの感情です。
感情を爆発させてしまって、後で「なんであんなに怒ってしまったんだろう…?」と自分でも不思議になることがあります。
先日も知り合いが、腹が立つことがあって家の中の壁を殴ったら穴が開いてしまったと言っていました。
住宅の内装の壁って意外と脆いですよね(泣)
さて、どうして私達人間には感情というものが備わっているのでしょうか?
喜びや楽しさといったポジティブな感情は、周りとのコミュニケーションを円滑にしたり、自分自身のモチベーションをアップすることに寄与するでしょう。
哀しさや嫉妬などのネガティブな感情は、自分にとって不利な状況を打破しようという活力に換えることが出来ます。
怒りの感情は、自分の意思を押し通したり、外敵から物理的に自分の身体を守ったりするのに役に立ちます。
感情って人間にとって非常に大事なものですし、逆にどんなに合理的に生きているつもりでも感情を完全に排除して生きるのって難しいのです。
さて、しかし先ほども述べたように、現代の日本社会において怒りなどの感情は逆に邪魔になることがあります。
もし自分自身が「感情的で損をしているな」と感じる方は、怒りをコントロールする術を身に着けるといいかも知れません。
僕自身が本などを参考に実践している方法をいくつかご紹介します。
①感情的な議論になりそうになったら一旦その場を離れる。
冷静な議論をしていても、だんだんと白熱してきて感情論になってしまうことがありますよね。
そんな時は一旦議論を中断して、1日くらい時間を空けて再度議論するようにしましょう。
感情を維持するのは結構しんどいもので、イライラした気持ちも時間を空ければ収まります。
②イライラしてしまうものはそもそも見ない。
SNSへの書き込みやラインのメッセージなどで自分が非難されたらイライラしてしまうことがあります。
そんな時は、書き込みやメッセージ自体を見ないというのも手です。
感情を惹起させるトリガー自体を排除してしまえばいいのです。
③どうでもいいことはこちらが折れる。
どうでもいいことで口論になって、どちらも折れないということがあります。
でも正直その口論に勝って自己満足するより、口論を早く終わらせて、相手と良好な関係を持続する方が、自分にとっても相手にとってもメリットが多いのではないでしょうか?
感情とは不思議なもので、押せば押し返すものです。
でも、こちらがすっと引けば、相手も引くものなのです。
④頭に血がのぼったら数回深呼吸する。
爆発的な怒りは数秒しか持続しません。
頭に血がのぼってしまったら、怒鳴ってしまう前に2回くらい深呼吸してから発言しましょう。
その方が冷静な話し合いが出来ますし、自分の気持ちも相手に伝えることが出来るでしょう。
如何でしょうか?
上記の事を実践すれば、ある程度感情をコントロール出来ると思います。
しかしながら、実践することが難しいですし、訓練や努力が必要ですが…
僕が読んで参考になった本をご紹介しておきます。

感情的にならない本 (WIDE SHINSHO203) (ワイド新書) (新講社ワイド新書)
- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: 新講社
- 発売日: 2013/11/22
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では、また次回。