こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
今回は、豊かな老後を迎えたいなら“移民”の受け入れは避けて通れない。というテーマでお話したいと思います。
まず、僕がこの記事を書かせていただく元となった書籍をご紹介します。
島澤諭氏の『年金「最終警告」』です。
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自分なりの要約と感想を書かせていただきます。
公的年金は賦課方式を採用しており、その本質はねずみ講であります。
公的年金は、人口が末広がりに増えることを前提とした制度設計で、少子高齢化が爆速で進行している日本で制度を維持するためには、「高齢者の年金給付を削減する。」「現役世代の保険料を引き上げる。」「税金を徴取し投入する。」という方法以外にないのですが、それは現在又は将来の国民に対して多大な痛みとなります。
前述の3つ以外にあといくつか手段があるとすれば「移民を受け入れて年金保険料を負担してくれる現役世代を増やす。」「相続税を利用する。」ということです。
移民受け入れに対する批判として、
「社会保障にタダ乗りされる。」というものがありますが、日本の社会保障は制度加入が必要で単なるタダ乗りは不可能です。
又、「生活保護を目当てにされる。」という批判もあります。これにはそうならないように対処が必要でしょう。
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この本は、平易な表現を用いて書かれてくれていますので、大変理解しやすく読み進めやすいです。
またデータを元に説明してくれていますので、納得して読むことが出来ました。
僕は10年ほど前まで、これほど多くの外国の方々が日本にやって来られるようになるとは想像出来ませんでした。
現状でも日本は多くの外国人観光者、外国人労働者によって支えられています。
これから先、少子高齢化がますます進展し、労働者の確保が更に難しくなったり、社会保障が崩壊すれば私たちの暮らしぶりは大きく変わってしまうことでしょう。
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もうここまで来てしまっては、「あれは嫌だ。」「これは嫌だ。」と言ってはいられません。
現在、現役世代で頑張っている方々が、“ある程度”年金に頼った老後を送りたいなら移民の受け入れは不可避な所まできてしまっています。
国もそのことは分かっていて、実質的な移民政策を推し進めたい考えです。
みなさんは、自分の老後というものをどのようにお考えですか?
では、また次回。