こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
三菱UFJ銀行が、2023年度までに本部に所属する社員数を半減する方針だと発表しました。
収益力を高めるため、業務の自動化システムを導入し、余剰人員については営業部門や海外拠点へ移動させるとのことです。
金融業界は、昨今自動化の流れが凄まじいですね。
三菱UFJ銀行はリストラに加え、新卒採用自体も絞っています。
一昔前まで、メガバンクと言えば文系出身の学生に一番人気と言っても差し支えない就職先でした。
それが今や学生の就職先としての受け皿ではなくなってきています。
もちろん様々な業界は利益を追求するために、時代の流れとともに変化しなければならないので、それはそれで正しいことかも知れませんが、働く人にとっては厳しい時代になってきているなと感じます。
先日、僕は『これからの日本で働くということ ~終身雇用の崩壊~』という記事をアップしました。
まさにそこで書かせていただいたことが、金融業界だけではなく今の日本でどんどん進行しています。
高度経済成長期のような技術も未熟で、純粋にマンパワーが重要だった時代は終わりを迎え、企業が利益を出すのになるべく人を減らす時代になってきています。
僕らはきっと親の世代を見て育ち、同様のレールに乗ったような人生を歩めると思って生きてきたかも知れませんが、残念ながらそのような時代は終わってしまったのです。
これからますますグローバル化が進展していく社会で、企業も個人も生き残っていくためには時代の変化に合わせて自分たちも変化していくしかないのです。
仕事で、今までやってきたことを今まで通りしていこうとしても、AIや移民してきた外国人労働者と競う中で賃金が下がったり、解雇されたりしてしまうでしょう。
でも、考えようによっては僕たちは幸せであると思います。
親世代と違って、僕たちはインターネットの普及で必要な情報を能動的に得ることが出来ますし、何か勉強したいことがあっても本やインターネットで勉強することが出来ます。
そんな日本では当たり前のことですら、言論統制され当たり前ではない国もたくさんあるのです。
レールの上を走れなくなる人生というのは裏を返せば、好きなようにどこをどんな風に走ってもいいということです。
耳障りのいい言葉を言ってるだけに聞こえるかも知れませんが、誰かの物まねじゃなくて自分は自分として生きていきやすい時代なのです。
せっかくの人生やりたいことをやって楽しみましょうよ!
では、また次回。