こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
今回は、一年で人生を変えるのは難しい…というテーマでお話したいと思います。
2020年の目標はありますか?
さて、2020年に入って一ヶ月が過ぎました。
年を取ると時間が経つのはめちゃめちゃ早いです…。
ブログも頑張って更新しなきゃと思いながら、一月はあまり更新できずに終わりました…。
みなさんはこの一ヶ月どのようにお過ごしになったでしょう?
もしかしたら2020年の年初に何かしら目標を立てた方もいらっしゃるかも知れませんね。
進捗状況は如何なものでしょうか?
目標の達成は困難
個人の能力やモチベーションにもよると思いますが、そういった目標ってなかなか達成出来ずに終わってしまいます。
昔からよく言われている言葉に以下のようなものがあります。
「思いつく人10000人、やってみる人100人、続ける人1人。」
もちろん設定する目標の高さにもよると思いますし、実際にどの程度信憑性のある数字であるかは分かりませんが…
年初に立てる目標は高くなりがちですし、しかもそれを複数設定したりしてしまいます。
例えば…向上心のある人ならこんなことを考えるかも知れません。
「英会話を習って英語を話せるようになりたい。資格をいくつか取得したい。料理を作れるようになりたい。10キロ痩せたい。」
しかし、仕事や家事、育児などに追われながら、これらの目標を達成するのは困難です。
もちろん不可能であるとは言いませんが、きっとほとんどの人は達成出来ずに終わってしまうでしょう。
目標の達成が難しい理由
では、どうしてそうなってしまうのでしょう?
その人自身の能力が低い?
目標が多すぎる、高すぎる?
確かにそれもあるかも知れません。
ただ、もっと根本的な問題として時間に対する考え方があるように感じます。
一年、365日というと色々なことをする時間があるように思いますよね。
しかし、実際に日常生活を送りながら何かに取り組んでみると分かるのですが、時間ってすぐ経ってしまいます。
それでも毎日2~3時間くらい一年間何かに取り組めれば、多少の結果は残せると思いますが…
人間って安きに流れてしまう生き物なのです。
「今日は残業で遅くなったしお休みにしよう。」
「同僚と飲み会に行くし、今日くらいは課題を忘れよう。」
「せっかく旅行に行くし、その間はお休みにしよう。」
「勉強しようと思ったけど、面白そうなテレビやってるし観ようかな…。」
「ジョギングに行こうと思ったけど、今日は寒いしやめておこう…。」
こうなってしまうと最初の目標は何処へやら…だんだん何もやらなくなって結局何も達成出来ず…。となってしまいます。
人間は誰しも「積み上げる」ことの大切さをある程度は理解していますが…なかなか結果の出ないことを積み上げるのはとても精神力の必要なことです。
大抵は途中で「もういいや…」と挫折してしまうでしょう。
積み上げるべき一日、一日の大切さを忘れてしまうのです。
「一日残業を頑張ったら一万円貰える。」といった結果がすぐ出て分かりやすい事柄なら取り組みやすいのですがね…。
しかし、結果の出やすく、分かりやすいものって武器や資産にはなりにくいものです。
残業を頑張って一万円手にしても、それで終わりです。
必要な能力を手に入れたり、知識を得れば、それを糧によりお金を稼ぎやすくなるかも知れませんし、リストラなどもされにくくなるかも知れません。
では、どうすればいいのか?
では、どうやって目標を立てればいいのでしょう?
一年という短い期間ではなくて、もっと長い十年くらいの期間で目標を設定してみては如何でしょうか?
一気に色々なことにチャレンジするのではなくて、一歩一歩着実にスモールステップで進むのです。
例えば…
ずっと英語から離れていた人が英語を勉強したいなら…
「今年は中学生レベルの英会話が出来るようになろう。」
ダイエットに挑戦したいなら…
「今年は回数制のジムに行って、月4回くらいは通うようにしよう」
無理のないレベルから始めて習慣づけていけばいいと思います。
如何ですか?
まだ今年の目標を立てていない、立てるつもりもなかった方は参考に目標を立ててみませんか?
では、また次回。