社会人のための勉強クラブ

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フォークリフト免許を取得!どんな資格?申し込みは?学科は?実技は? 難しい?費用は?

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こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。

 

せっかくタイムリーにフォークリフト講習を受けることにしたので記事にさせていただきます。

 

【目次】

フォークリフト講習について

さて、フォークリフト講習を受けると、「フォークリフト技能講習終了証」という所謂フォークリフトの免許が貰えます。

何故、このタイミングで講習を受けようと思ったかというと、平成のうちに何かもう一つ資格を取っておきたいと考えたから…ただそれだけです。

技能講習資格には、この他にも色々なものがありますが、まず誰でも持っておいて損がないものがフォークリフトだと思います。

 

さて、ここで注意点というか知ってると得するかもしれない情報を書いておきます。

フォークリフト講習自体は誰でも受けられるのですが、現在の自身の区分によって受講日数や受講費用に差が出るのです。

その区分がこちらです。

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フォークリフト講習の受講区分

何が言いたいかというと、フォークリフトを使った実務経験のない方で、フォークリフト講習を受ける場合「大型特殊自動車免許」を先に取得しておくと、フォークリフト講習の受講日数を短縮でき、受講費用を抑えることが出来るのです。

僕の通う予定の教習所を例に挙げて

普通自動車免許のみを取得している場合

大型特殊自動車免許まで取得している場合

でどれくらい抑えれるか比べてみます。

 

受講日数 ー 4日間(普通自動車免許のみ)→2日間(大型特殊自動車免許所持)

 

受講費用 - 38000円(普通自動車免許のみ)23000円(大型特殊自動車免許所持)

 

とは言え、大型特殊自動車免許自体を取得するにも時間やお金がかかるので、大型特殊自動車免許もフォークリフトも両方取りたいという方でないと、逆に損をするかも知れません。

教習所によると思いますが、大型特殊自動車免許とフォークリフトを両方とれるセットコースもある場合がありますので興味のある方はご確認ください。

 

なお、自身の状況によっては教育訓練給付金(受講費用の20%)も出る場合がありますのでご確認ください。

 

申し込む際に大まかに2つのコースがありました。

土日×2の4日コース平日4日連続コースです。

自身の生活状況でお選びください。

僕は土日×2の4日コースを選びました。

申込用紙

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フォークリフト講習受講申込書(上部は個人情報が載っているため隠しています)

後日届いた受講票

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受講票(上部は個人情報が載っているため折ってます)

初日の集合時間の確認と、当日持っていくものを確認しておきます。

 

・受講票

・受講費用(同封の振込用紙で事前に振込も可)

・本人確認書類の原本(自動車運転免許証、有効期限内のパスポートなど)

・申込用紙に不備がある場合の印鑑(シャチハタ可)

・筆記用具

・その教習所で取得した他の終了証がある場合その原本

・自動車運転免許証は必ず要ります

・実技の際の動きやすく汚れてもいい服装(半袖、半ズボン、サンダルなど不可)

 

その他にも受ける教習所によって必要なものがある場合があるので確認して下さい。

フォークリフト講習1日目(学科)

フォークリフトの4日の31hコース(普通免許以上所持者対象)では、

土日×2の4日コース

平日の4日連続のコース

があります。

僕は、前者の土日×2の4日コースを受講しました。

 

さて、初日です。

フォークリフト講習の初日の集合時間は朝の8時でした(早い…)。

何かあってもいけないので、初日は早めに家を出ました。

7時に教習所に到着しました…。なかなかうまくいきませんね…。

 

車の中で少し時間を潰し、7時半頃事務所へ。

先に合格したとき交付される免許用の写真撮影(無料)を行います。

その後、指定された教室へ。

郵送していた申込用紙の確認、訂正。

免許証などでの本人確認。

受講費の徴収が行われます(受講費に関しては事前振り込みのお願いが受講票とともに送られてきていましたが、振込手数料が自己負担ということもあり、全員が当日徴収だったように記憶しています)。

受けに来られている方を見回すと、ほとんどが男性ですが、中には若い女性も混ざっていました。

 

 一通りの事務作業が終わると、4日間の流れについて説明を受けました。

簡単に説明すると

1日目→学科(最後に1時間学科についての試験)

2日目→実技(フォークリフトの運転のうち、主に走行に関する練習)

3日目→実技(走行、荷役など総合的な練習)

4日目→実技試験

いやぁ…盛りだくさんな内容です。

 

さて、では前置きが長くなりましたが、1日目の学科に入っていきます。

座学は久しぶりでしたが、時間が長く感じられてとてもしんどかったです。

学科の内容について記しておきます。

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フォークリフト講習テキスト

 

荷役に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識

100分(10分休憩)→95分(50分昼食休憩)→45分

合計240分

運転に必要な力学に関する知識

(前科目45分に引き続いて)40分(10分休憩)→80分(10分休憩)

合計120分 

関係法令

60分 

学科試験

60分

 

ブログを書いてて思い返していましたが、長い!!!

18時までビッシリありました。

学科試験に関して心配されている方もいるかと思いますが、先生が「ここ大事だよ。」って言ってくれるところをちゃんとマーカーでも引いて、休憩時間などにチラチラ見ておけば問題ないです。

 

お昼休憩に携帯を見てると、経団連会長が終身雇用は守れない。と発言したというニュースを発見しました。

その数日前には、年金の納付が70歳以上も義務化になるというニュースを見ました。

日本には以前のような輝きはありません。

新卒一括採用で、若い頃は給料を安くしておいて、年功序列で賃金が上がっていって、生涯一企業に所属し人生を終えるというここ数十年続いた日本独自の人生モデルは崩壊したのかもしれません。

何が言いたいかというと、危機感をもってほんの少しでも自分自身を高めておかないといつ足元をすくわれるか分からないなということです。

余談が過ぎました…。

眠気がやばいときもありましたが、何とか学科試験もクリアしてほっとしました。

フォークリフト講習2日目(実技)

8時30分に教室に集合しました。

特に説明を受けることもなかったので、さっそく外へ出て実技の練習をすることになりました。

ヘルメットは持参してもいいですし、持っていない人には貸していただけます。

僕たちの講習は全員で20人でしたが、10人ずつの2グループに分かれて練習が行われました。

同じグループにお若い女性が1人いましたが、フォークリフトは仕事で使いますとのこと。

僕のような仕事で使うわけでもないのに受けに来ている謎な人はそうそういませんよね。。

 

さて、フォークリフトの操作は主に「走行」荷役に分かれています。

走行はその名の通りフォークリフトを走らせる操作で、荷役はフォークリフトの前部にある荷役装置でパレットに載せられている荷物の積み下ろしをする操作です。

 

2日目は実技練習初日ということもあり、走行についてのみの練習をしました。

実技は1グループ10人に対して、フォークリフトは1台なので待機時間がだいぶあります。

他の方の操作を見たり、先生のアドバイスに耳を傾けて勉強するわけですが、節度を守ってなら同グループの人達と雑談なども行えて楽しかったです。

 

フォークリフトには乗って向かって左側にハンドルがあります。それを左手のみで操作して走行します。

走行の操作、やってみると慣れるまで結構難しいです。

とにかく、めちゃめちゃ小回りが利きます。

フォークリフトは後ろのタイヤを使って曲がっていくので、内輪差を意識して曲がらないといけない自動車しか乗ったことのない僕は、感覚の違いに戸惑いました。

先生のアドバイスを聞きながら、しばらく練習するとまぁまぁ上手く曲がれるようになりました。

2日目は、走行のスラロームをやったりクランクをやったりを繰り返して終わりました。

フォークリフト講習3日目(実技)

この日は教室は別の学科の授業で使うとのことで、荷物を置いておくことが出来ませんでしたので、貴重品だけ身につけて鞄は自分の車に置いて行きました。

 

3日目は、走行もやりつつ、荷役の操作に重点を置いた練習を行います。

正直僕はドン臭いタイプなんで、すごくすごく不安でした。。。

 

フォークリフトには乗って向かって右側にレバーが2本あります。それを右手のみで操作して荷役装置の操作をします。

1本はフォークを上げ下げするレバー、もう1本はフォークをチルト(角度をつける)するレバーです。

実務では走行と荷役の操作を同時進行で行うこともあるようですが、教習所ではもちろん輻輳した操作をしてはいけません。

走行の前には必ず前後左右の安全確認を行いますし、荷役の操作時にはサイドブレーキをかけてニュートラルの状態に戻してフォークリフトが動かないようにしてレバー操作を行います。

書いていると当たり前の事に思うのですが、荷物を積み下ろしするときは細かく走行と荷役の操作が切り替わるので、慣れるまで頭がゴチャゴチャになってきてそういった安全作業が抜けがちになります。

 

ちょっとずつ慣れてきたころ、3日目の最後に実技試験のコースを一度やってみることになりました。

なんとかやりきりましたが、標準作業時間6分(それを過ぎると減点されていく)のところを8分弱かけてしまいましたし、テンパって安全作業が抜けてしまうことも多々ありました。。。

最終日に不安を残す形となりました。

フォークリフト講習最終日(実技)

さて、不安を残しつつも最終日を迎えました。

1つ、注意点ですがこの日は実技試験に受かるとそのまま終了証が授与されます。

ですので、シャチハタでもいいのでハンコが要ります(忘れた場合はサインでもいいみたいですが…)。

 

最終日は、まず教室に集まって試験の内容及び減点項目について説明を受けます。

減点項目に目を通しましたが、非常に細かくチェックされるようです…。

100点満点で70点以上が合格ラインです。

16時まで実技試験の練習をして、16時から1人ずつ実技試験を行います。

各班10人ですので標準作業時間6分でいって1時間で終わる計算のようです。

 

この日の練習の1発目に、教官が後ろをついて回って実技試験本番同様に採点をされました。

僕は78点…。一応合格ラインは越えていましたが、結構重大なミスをしてしまっていました。

その後、16時までは実技試験のコースをひたすら練習しました。

全部で7回くらい本番コースを練習したと思います。

3~4回目くらいでだいぶ慣れてきて落ち着いて操作ができるようになって、時間も5分台で安定してきました。

同じ班の人達とはだいぶ仲良くなってきて、応援したり、アドバイスを送りあったりするようになりました。

 

さて、実技試験本番!!!

気合を入れて臨みました!!!

結果は89点で合格!!!

本当はもっと点数取れてる手ごたえがありましたがどこかにミスがあったようです…。

でも、合格したことは素直に嬉しかったです。

教室に戻ると、終了証を授与されて解散となりました。

今回実技を一緒に受けた方々は全員合格したようでした。

 

フォークリフトが、平成最後に取得した免許になりました。

令和も時間とお金が許すときに何か資格でも取ろうと思います。

 

では、また次回。