こんにちは!『社会人のための勉強クラブ』部長のしーじーです。
今回は、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』が意外と勉強になる件についてお話したいと思います。
みなさんは水木しげる先生原作の『ゲゲゲの鬼太郎』というアニメをご存知ですか?
知らない方はあまりいないと思われるほど国民的アニメの1つですが…。
実はシリーズを重ねるごとにキャラクターデザインやストーリーの内容が進化していっています。
現在は第六期が放送中ですが、社会人が観ても為になる内容の話が多く、このアニメについて最新話のストーリーを例にご紹介させていただきたいと思います。
余談ですが、こちらが猫娘のキャラクターデザインの変遷です。
いや、もう別人じゃん…。
というわけで本題です。
最新話のあらすじですが…
昔、生活用水を赤黒く汚染させて人々を苦しめていた「くろぼうず」という妖怪がいました。
退治され、長らく地獄に閉じ込められていましたが、逃げ出して再度水源を汚染し悪事を働き始めます。
くろぼうずはねずみ男に声をかけ、自身が汚染した水を唯一浄化できる浄水器のレンタル事業をするように指示します。
最初は「ひと月500円」でレンタルしていたものを、全国的に広がり、なくてはならないものになったタイミングで「ひと月50万円」に値上げしました。
問題を重く見た政府は、値下げしてくれるようにねずみ男に交渉しますが、「国民が払えないなら国が代わりに払ってくれたらいいじゃないですか?なんちゃらミクスでもうかったんでしょ?」と取り合いません。
政治家は「あれは統計を捏造しただけで…」と答えるしかありませんでした。
まぁ、結局最後はなんだかんだあってねずみ男も改心していつも通り妖怪を退治しました。
僕も毎週観ているわけではないのですが、観るときは感心させられることが多いです。
アニメ業界も少子高齢化の波を受けて、子供だけではなく大人も楽しめる内容を追求するように変化してきていますね。
特に浄水器の普及の仕方、最初は安くして便利さを実感させておいて、なくてはならないものになった時に月額料金を上げていくことはビジネスの世界ではよくある手法ですし、政策なんかでも国民に負担を強いるようなものの場合、最初は負担を軽くしておいて、制度化されたら徐々に負担を重くしていくなどというのもよくある手法です。
あとアベノミクスの統計云々の件なんかは「えぇ…随分攻めたアニメだなぁ…笑」と苦笑いしてしまいました。
アベノミクスで景気が回復したと色々な統計を元に経済学者などが分析していましたが、その分析の大元になる統計データに捏造があったというのは少し前に大問題になりましたよね。
30分弱で観れるテレビ番組としては勉強になる要素の多い『ゲゲゲの鬼太郎』
ご覧になったことがない方は是非観てみて下さい。
では、また次回。